エアコン フロンガス(冷媒)充填

すっきりわかる!フロンガス(冷媒)充填作業

 

冷媒を充填する前に、そもそも冷媒とはどのようなものなのかを振り返っておきましょう。

フロンガス(冷媒)の役割

エアコンなど、冷暖房装置や冷凍冷蔵装置で重要な役割を持っているのがフロンガス(冷媒)です。

物質は液体から気体に変化するとき、周囲から熱を奪う性質があります。逆に、気体から液体に変化するときには周囲に熱を放出します。前者の奪われる熱を気化熱、後者の放出される熱を凝縮熱と言います。

それら気化熱と凝縮熱という働きを利用しているのが冷媒を用いた冷暖房装置や冷凍冷蔵装置です。

気化熱によって周囲から熱を奪い、別の場所に移動してから凝縮熱によって熱を放出することで、冷媒は熱を運ぶ役割を果たします。これが冷媒の重要な働き、熱交換です。この熱交換を連続的に行うことで、空間の気温を下げることを「冷凍サイクル」と呼んでいます。冷凍サイクルを効率的に繰り返すためには気体と液体それぞれの状態を容易に行き来しなければならないため、冷媒には特定の温度域を持つガスが選ばれます。

フロンガス(冷媒)と呼ばれ広く使われた冷媒

クロロフルオロカーボンはフロンと総称される物質の一種です。「クロロ」「フルオロ」「カーボン」はそれぞれ塩素・フッ素・炭素を表し、それらからなる化合物です。

不燃性・無毒性であり、化学的に安定していることもあり冷媒として広く使われました。しかし、化学的安定によりほとんど分解されないまま成層圏に至り、太陽からの紫外線によって分解されることでオゾンを破壊する塩素分子を放出します。

こうした特性から、全面廃止の対象となる特定フロンと呼ばれるようになりました。

フロンガス(冷媒)充填

■冷媒封入の方法
1. 室外機へチャージホース綏を接続
ボールバルブが開いていることを確認する
作業手順
2. 真空ポンプへアダプタを接続 アダプタへ1/2”変換アダプタ接続変換アダプタへチャージホース綽を接続
3. 冷媒ボンベへチャージホース絽を接続4. ハンドルLo綮を全開にし
4. ハンドルLo綮を全開にし
5. 連成計綣が-0.1MPaになったら
6. ハンドルLo綮を全閉にし
このときサービスバルブ綛・綺は全閉(真空ポンプ電源ON)
アダプタの電源スイッチON規定時間真空引き(10~15分間9. 冷媒の追加充填量の計算
7. 真空ポンプのチャージホース綽を
ⓐ部より外す11. 冷媒追加充填の終了
8. ゲージマニホールドのエアパージ
  蘆冷媒ボンベの弁を開きゲージマニ
   ホールドⓐ部のバルブコアを押し、
   瞬間的に冷媒を放出させる12. サービスバルブ綛・綺を全開にする
9. 冷媒の追加充填量の計算

10. 冷媒の追加充填
蘆ハンドルLo綮を1回転開き必要量
   を充填する
11. 冷媒追加充填の終了
12. サービスバルブ綛・綺を全開にする
13. チャージホース綏のボールバル
ブを閉める
14. 圧縮機を運転する(冷房)
15. チャージホース綏・絽を外す
  蘆チャージホース綏を綵部より外す
  蘆チャージホース絽をⓔより外す
※冷媒漏れなどで追加充填量が不明確な場合は追加充填せず、残冷媒を回収機で回収後に規定量を充填してください。17. ガス漏れチェック
16. フクロナット、ポートキャップ
取り付け
7. ガス漏れチェック

※チャージホースを外す時は、安全のため必ずボールバルブを締めてから、サービスポート・冷媒ボンベ側を先に外してください。
次に、ゲージマニホールド側の接続を外す前にボールバルブを少し開き、チャージホースに残存する冷媒を徐々に放出させて
から、行うことを徹底してください。
サービスポートにボールバルブ付を接続することにより、チャージホースを外す時の冷媒の吹き出しを少なくし、より安全に作業ができます。

フロンガス(冷媒)充填前には真空引き作業が必要にになります。

真空引き時間
外気温度 15℃以下 15~30℃ 30℃以上
真空引き時間 60分以上 30分以上 10分以上

■注意事項■

封入冷媒の種類については、機器付属の取扱説明書あるいは機器本体
の銘版に記載されています。指定の冷媒以外は絶対に使用(追加補充・
入れ替え)しないでください。
指定の冷媒以外を使用された場合、機器の故障や破裂・爆発・火災な
ど安全性の確保に重大な障害をもたらすおそれがあります。

 

冷媒ガス充填作業

↑フロンガス(冷媒)充填作業風景 R410a

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